4.5畳の箱の中

語彙力のない人間が、語彙力UPをめざして記録するブログ

ジャニオタ兼声優オタが人生初の邦楽ロックバンドのオルスタライブにいってきた。

タイトルの通り。

 

 

私はライブというとジャニーズのアイドルグループや、男性声優、女性声優(某17歳の姫)、はたまたCDデビューを果たした若手俳優のものにしか行ったことがなかった。
まぁ後は精々アニメの大型イベントなどでのタイアップ曲ライブコーナーくらい。

純粋な一ロックバンドとしてのライブというものは二十ほんたら年間体験せずに生きてきたのである。


そんな私が今回参加したのは、UNISON SQUARE GARDENのライブ。
アニメのタイアップも多く、オリオンをなぞるや、シュガーソングとビターステップこれらの曲はご存知の方も多いはず。

 

 

誰も聞いてないと思うが、ジャニオタ声優オタの私がなぜUNISON SQUARE GARDENにハマったのか念のため記載しておく。

まぁもちろんアニメタイアップがきっかけだ。
なんのアニメかというと、昨年7月から放送されていた

 

ボールルームへようこそ

 

こちらは舞台きっかけで知っていた末満健一さんという方が脚本をされるというので興味を持った。

ちなみにこの時点での私のユニゾンに対しての知識は「タイバニのオリオンの人(※アニメ未視聴の為どんな曲かはわからない。誰かプレゼンしてくれ)」「Mステですごいことになってる人がいたグループ」という恐ろしく失礼なレベルの知識だった。

申し訳ない。

Mステに関しては、私が好きな関ジャニ∞がMステに出てるとき、ユニゾンさんも出演していたので記憶に残ってた。田淵氏のあの動きがとても。

閑話休題。「どんな感じだろうか」と、すでにいくつかアップされていた番宣PVを見るため昼休みに職場でスマホYouTubeを起動させ、第1段PVの再生ボタンを押した。

 

 

 

な に こ れ 

 

 

 

単純に声がめちゃくちゃ好みだった。
♪ハローグッバイの“ハ”で引き込まれた。
この声の衝撃は、関ジャニ∞の安田担になるきっかけとなった曲「アイライロ」以来だった。
ちなみに第一段PVに使用された曲は「シャンデリア・ワルツ」
その後もPVに使用された曲「徹頭徹尾夜な夜なドライブ」「mix juiceのいうとおり」を聴く度に「カッコいい!!」という子どものような感想しか出てこない残念な語彙力であるが、どんどんハマっていった。

ただこれらの曲は実際のボールルームのタイアップ曲ではないと後に知り、「え?まじ?アニメ宣伝の方々もすげぇセンスもってんな…」となった。だってシャンデリア・ワルツとかいかにもボールルームっぽさあったから…。

 

とまぁこんな感じでUNISON SQUARE GARDENを知り、タイアップ以外の曲にも魅せられていった。

そうなるとオタクは行動が早い。

 

 

 


ラ イ ブ へ い っ て み た い 

 

 

 


丁度シングルのリリースに合わせてライブが開催される。

なんというグッドタイミングありがとう世界。

ただここで大きな問題が立ちはだかった。
はじめてのオールスタンディング邦楽ロックバンドライブ…

 
こわい!!!!!!(偏見)


基本ジャニオタは一人一つ席が用意される。自分のパーソナルスペースが確保できるのである。しかし今回のライブはオールスタンディング。大荷物やヒールに盛り巻きなど言語道断(した事ないけど)

とりあえずライブハウスはぬるま湯で育ったオタクには危険と判断+チケットがそもそも取れないらしい+そもそも初ライブが箱なんてそんな…というトリプルコンボで、ひとまずツアー最終日のだだっ広い幕張メッセへの参加を決意。同行にはバンプさんが好きな友人を誘い、CDを布教した。ありがとう友よ。

 


そしてチケットを確保してから時は過ぎ、2018年1月28日。
ライブ当日である。

 

ここで当たり前の事であるが、ロックバンドのライブとアイドルのコンサートの装備に決定的な違いがあるのにお気づきだろうか。

 

 

 


ジャニオタ は 

「団扇」と「ペンライト」を 失った! 

 

 


長い事このアイテムで両手を塞いで生きてきたので両手がFree!!になった今、何をどうしたらいいのかわからなかったのだ。
友人には「腕をあげてノっておけばいい」と言われたが、あげた手はパァ( ᐛ👐) なのかグーなのかチョキなのか、はたまた団扇の「指差して♥☝」の指なのか。
疑問は尽きない。そもそもジャニオタにとって手を高く掲げるのは最大の禁忌なのである。自然と身体が「アカン!」とストップをかけてしまいそうになる。

まぁ今回はブロックは真ん中、整理番号も後ろの方なのでとりあえず新規は背後から諸先輩方の背中をみて学ばせてもらうぞ…ククク…。と、前へならえで過ごすことを決意。


そして荷物もクロークという名の45Lのゴミ袋に荷物をぶち込んで預け、身軽の状態になりいよいよ開演。

 

 

 

 

 


めちゃくちゃ楽しかった( )

 

 

 

 

 

 


え、はじめてのライブなのにこんなに楽しいの?

ノリとかいまいちわからんくて適当に合わせてたけど楽しかったよ?
こんなに自由でいいの?ってくらい いろんな人がいた。
私が立っていた周辺には腕をあげてノリノリの人、メンバーの名前を叫ぶ人、身体を揺らしてリズムにのる人、棒立ちでステージを見つめる人、客席の田淵氏という名をもらっても可笑しくないほど踊り狂う人…
本当にいろんな人がいた。


斎藤さんの「自由に楽しんでいってください」という言葉の通り、みんな自由にUNISON SQUARE GARDENというバンドのライブを心底楽しんでいた。
彼らのライブには炎や水のド派手な演出やら、映像での場のつなぎ、客席をまわるトロッコは必要なかった。それらがなくても十分な盛り上がりをみせていたのだ。

もちろんジャニーズのド派手な演出も大好きだ。あの金を湯水のように使ってる非日常感もたまらない。


そして驚いたのはMCの短さ。
とにかく俺たちの音楽を聴いてくれ!と言わんばかりの怒涛の演奏。次から次へとカッコいい曲が紡がれ、さながらジェットコースターのよう。もちろん短いMCでも作詞作曲おじさんやらスプラトゥーンおじさんやらでしっかり笑わせてもらった。


そんなこんなであっという間の二時間だった。

 

いいものを見せてもらった。カッコいい人たちがカッコいい音楽を作ってライブをするとこんなにもカッコいいんだ。
まぁそれはもちろん関ジャニ∞にも言える事であるが!


初めての邦楽ロックバンドのライブがUNISON SQUARE GARDENでよかったなと思えるライブだった。
多分「自由に」というこのくらいの感じが私の性格にもあっていたのだろう。もし今後ライブハウスでのライブに参加する勇気が出た時は、後ろの方でのんびり楽しんで生きていけたらと思う。

 


新アルバムのツアーも決まっており、今回は全席指定のホール会場もあるというのでちゃっかりチケットを確保しているので、また自由に彼らの音楽を楽しめたらいいなと今からワクワクしている。

 

とりあえず4月のボールルームのイベント楽しみ。

 

 

そしてもし機会があれば、ユニゾンファンのみなさんも是非関ジャニ∞のライブへきてペンライトと団扇で両手を塞いでコンサートに参加してみてほしいと思ったり。

Mステでは何度も一緒になったという小さなご縁もあったし、彼らのバンドスタイルでの楽曲はとてもカッコいいのだ。